産後が思った以上にしんどかったので、里帰りするかしないか迷っている人には絶対に里帰りがいいよとおすすめしたくて、この記事を書きました!迷っている人はぜひご覧ください。
この記事には私が里帰り出産を絶対にすすめたい理由を大きく分けて4つ書いています。
- 体がボロボロになってるから全部一人ですることがそもそも無理
- 一人でずっと赤ちゃんをみるのは精神的にも体力的にもしんどい
- 新生児のお世話についてわからなければ親に聞ける。
- 急遽ママが病院に行くときに親に赤ちゃんの面倒を頼める。
記事の中でその理由をお伝えしていきます。
また、新生児の赤ちゃんのお世話でしていたことをはじめに書いています。
産後がイメージしやすくなると思うので、まずはそちらをぜひ読んでみてください。
【本題の前に】新生児育児はすることがいっぱい

産後をイメージできたら里帰り出産にするか自宅で育てるかを決めやすいと思いますので、新生児の育児中にしていたことをまとめてみました。
①赤ちゃんの服・ガーゼ・タオルの洗濯
新生児の頃はミルクをよく吐き戻したり、おしっこをとばされたり、あとはウンチの時に暴れてついてしまったりするので、1日で服を5~6回変える日がありました。
枚数多く買っていたとしても、その日のうちに洗わないと臭くなってしまうので毎日洗濯が必要でした。
ガーゼやタオルも毎日使うので服と一緒に洗濯します。
寝る間を惜しんで洗濯するのはなかなか大変です。
また、おしっこがとんでシーツも汚れるので毎日洗ってました。
手洗いのものだったのでこれがとても大変です。
赤ちゃん用品は洗濯機で洗えるものを購入しましょう!
②1日に何回も着替えをする
沐浴の後の着替えに加えて、①で書いたように服を何回も着替えます。
新生児はひょろひょろなので、私はおそるおそる着替えさせていました。
慣れないうちはこれだけでも大仕事です。
③授乳をする
新生児の頃は最低1日に8回は授乳しました。
母乳の方はもっと多いでしょうか。
私はミルクを使用していたので1日8回3時間おきにあげていました。
夜中はアラームをつけて必死に起きていました。
朝方が特にとてつもなくしんどかったです。
我家では夜中だけ母と交代して2人体制にすることで少しでも多く寝れるようにしました。
それでもしんどかったので一人でするのは本当に大変です。
昼間も3時間という時間はあっという間で短く感じました。
寝てても家事をしててもすぐに時間が経ってしまいます。
④飲み終わったらゲップをする
飲み終わったらゲップをします。
しかし、これがなかなか難しいのです。
お母さんも下手だし、赤ちゃんも下手だしでうまくいきません。
はじめは怖くてハラハラしながらしてい他ので、とても神経を使っていました。
しばらくゲップが出るように格闘しますが、出ない時はミルクを吐き戻したりしないかしばらく様子を見ていました。
私の場合はこれに時間を使いました。
やはり初めての育児で不安が大きかったので、ミルクを吐いたらすぐに対応できるようにしていました。
助産師さんは「出ないこともあるよ」とか「おならで出す時もあるよ」とか「横に向けて寝かせたらいいよ」などアドバイスしてくれましたが心配性な私はただただハラハラしながら様子を伺っていました。。
⑤混合・完ミの人は哺乳瓶を洗って消毒をします
ミルクを使用する場合は、ミルクを飲んだ後は哺乳瓶を洗浄して消毒します。
私はコンビのレンジで消毒するものを使っていたので5分で消毒できたので楽でした。
おすすめします!
と言っても、洗剤で洗う時間も含めたら最低10分はかかるのでその分休める時間は減ります。
⑥おむつを替える
はじめのうちは10回以上替えていました。
おしっこもうんちもこれでもかというくらいよくします。
それに、なぜ泣いたかわからないので、とりあえず泣いたらすぐにおむつを替えていました。
オムツ替えもはじめは恐る恐るしていたので神経を使って大変でした。
はじめのうちは、これでけでも大変です!
また、うんちの時のおむつ交換はお尻を拭くので時間がかかります。
そして大抵、泣いて足をバタバタさせて足を力一杯蹴って暴れます。
お尻ふきで拭くのがとっっっても大変でした。
うんちが新しいおむつについたりシーツについたり手についたり大騒動です。
そしてお尻を拭いている間におしっこを飛ばされてシーツも汚れボロボロでした。笑
おむつを替え終わったら着替えをすることも多かったです。
また、おむつがぶれがあったので毎回ワセリンを塗ったり処置してたので1回で体力をどっと使い果たしていました。。
⑦赤ちゃんの沐浴
1日の最大のイベントは赤ちゃんの沐浴です。
母と父と三人で、大袈裟な感じでワーワー言いながら必死でしていました。
必要なものを用意して、ベビーバスに丁度いい温度のお湯を入れて、赤ちゃんを連れてきて、手が滑って赤ちゃんが沈まないように必死でしていました。
なので体はガチガチ。腰も痛いし支える腕も痛いしで体にもこたえました。
赤ちゃんは気持ちよさそうにしていてくれたのでそれが救いでした。
上がり湯をかけたら冷えないようにすぐにバスタオルに包んで水分を拭き取ってローションを塗り、おむつをはかせて服を着せます。
その後一人が赤ちゃんをあやし、一人が沐浴の片付けで終了です。
沐浴が終わるとかなりホッとしていました。
⑧赤ちゃんが泣いた時はあやす。
出産前までは赤ちゃんはずっと寝ているものと思っていましたが、現実はそんなことは全然ありませんでした。
赤ちゃんは起きています。
だいたい6時間くらいは起きていました。
その間機嫌が良くない時間が多く、1時間ほど抱っこして動いていないと泣いてしまう時がありました。
慣れていないので腕が悲鳴をあげていました。3キロがとても重く感じました。
うちの場合は母と交代で抱っこして疲れないようにしていましたが、もし一人でしていたとなるとゾッとします。
機嫌が悪い時間帯を一人で乗り切る自信が当時は全くありませんでした。
⑨赤ちゃんの体温を測る
赤ちゃんの体調がいつ悪くなるかわからないので、毎日体温を計測していました。
これは他のことに比べるとすぐ終わるので簡単です。
脇に挟むタイプを使用していたので嫌がっていましたが、そこはなんとか堪えてもらって無の心になって計測していました。
おでこに当てるタイプのものだとより簡単に測れると思うのでオススメですが値段が高いのでそこが問題です。
⑩生きているか心配で寝れない
これはすることではないですが、新生児育児の中で疲労をもたらす一つの理由かなと思い追加しました。
エアコンの具合はこれでいいかな?とか、寝ながら吐き戻さないか?とか、とにかく気になって気になって寝れなかったです。
赤ちゃんがちょっと声を出すと起きて様子を見ていました。
新生児はゲップも下手だしよく吐き戻すので、寝ながら吐き戻してないかが心配でとても気になるのです。
とても眠たいし寝ないといけないのですが、心配で心配ですぐ様子を伺ってしまうので余計に疲労がたまってしまいました。
【おまけ】親の生活に必要なことをする
産後の生活に必要なことは赤ちゃんのお世話だけではありません。
親の生活に必要なことも同時にしていかなければなりません。
これがより負担になってきます。
私は里帰り出産をしたので、この部分の負担を母が代わりにしてくれたのかなり助かりました。
一人で全部していたらどうなるのだろうかと、考えるだけでも怖いです。
- ご飯を作る
- ご飯を食べる
- 洗濯をする(赤ちゃんの吐き戻しで何回も服を変えたのでその分の洗濯が増えました)
- シャワーをかかる(産後1か月はシャワーでした)
- 睡眠をとる
これらが意外と時間がかかります。
ご飯はゆっくり食べたいけど食べれないです。私は親に見てもらっている間にゆっくり食べれたので気持ちの部分でリフレッシュできて助かりました。
そしてここからが本題!
里帰り出産をすすめる理由です!
里帰り出産をすすめる理由

里帰り出産をすすめる理由は大きく分けて4つです。
- 体がボロボロになってるから全部一人ですることがそもそも無理
- 一人でずっと赤ちゃんをみるのは精神的にも体力的にもしんどい
- 新生児のお世話についてわからなければ親に聞ける。
- 急遽ママが病院に行くときに親に赤ちゃんの面倒を頼める。
①体がボロボロになってるから全部一人ですることがそもそも無理
産後は痛みの度合いも回復スピードも人によって違いますが、私は思った以上にがたがたでした。
体の不調が多すぎて入院中に泣いていました。
産前は、産後は動きまくれるものと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。
実家は二階建てですが、産後は二階に上がれなかったです。
家では赤ちゃんのお世話以外はほとんど横になっていました。
そのため、洗濯物、料理、買い物は親がしてくれていました。
それでも体はしんどかったです。
いかに横になる時間を持てるかが産後1ヶ月の命題だなとおもいます。
全て誰かに頼りましょう。
最低限のことだけしましょう。
「ご飯を食べる、風呂に入る、着替える、歯を磨く、トイレに行く、赤ちゃんのお世話をするだけ」と産婦人科の助産師さんに言われました。
とにかく休む、赤ちゃんが寝た時は寝る!これにつきます。
それができるのが里帰り出産です!
私の友人は産後1ヶ月間無理をしたので3ヶ月間ずっとしんどかったと言っていました。
また、育児はその後も大変な日々がずっと続きます。
月齢が大きくなったらなったで、その都度大変なことが出てきます。
自分を守るためにも、妊娠期間と出産とたくさん頑張った体に無理させないためにぜひ里帰り出産にしてください。
②一人でずっと赤ちゃんをみるのは精神的にも体力的にもしんどい
●親に見てもらっている間に別のことをしてリフレッシュできる●
里帰りだと、ご飯を食べている間も親が見てくれているのでゆっくり食べることができて気持ち的にも助かった部分が多かったです。
ご飯をゆっくり食べる時間があるかないかで精神的に全然違います。
テレビを見て他のことを考えるだけでリフレッシュできます!
実家から家にかえってきてからはゆっくり食べれる時間はあまりないので、
親に甘えれる時間だけでもそうできるのであればそうするに越したことはないんじゃないかと思います。
●一人でずっと抱っこするのはとてつもなくきつい●
上記でも書きましたが、新生児はずっとは寝ているわけではありません。
ミルクからミルクの3時間の間に一睡もしないことは毎日2ターンくらいありました。
その3時間の間に、抱っこであやすことが1時間ほどあったりとなかなか大変でした。
腕が慣れていないので痛いのです。
毎日この時間を乗り切れるかが勝負でした。
寝かしていたら大泣きで頭の方向に足で蹴って動くので、ほってたらベビーベッドにゴンゴン頭が当たります。
そのためほっておくこともできず抱っこであやす毎日でした。
そのルーティーンが終わるとホッとしました。
一人だとこのルーティーンを毎日乗り越えれる自信がありません。
親が一緒にお世話をしてくれて本当にありがたかったです。
③新生児のお世話についてわからなければ親に聞ける。経験者なのでお世話を安心して任せれる。
うちの親の場合は「そんなのもう何十年も前のことだから忘れた」といってはいましたが、焦ることなくお世話をしていました。
ミルクもさっと作っていましたし、抱っこも慣れた手つきでした。
新米ママの私とは全然違いました。
私は新生児のヒョロヒョロの赤ちゃんを抱っこするのも怖かったので、とても頼もしい存在でした。
産後は自分にできるのか?という不安がとても大きかったので一緒に育児をできる存在というのは心を平穏に保つためにも必要だなと思いました。
また、親がいると安心して任せて休むことができるのが大きいなと思います。
自分の代わりにお世話をしてくれる人が信頼できる人でないと、心配で気になって結局心は休まらないと思います。
親のような経験のある人がみていてくれると、安心して任せれるのでゆっくり休むことができます。
やはり産後のママは毎日夜中に授乳で起きないといけないので、体も悲鳴を上げてきます。
そんなママにとっ、しっかり任せれる存在というのは、体の回復を左右する存在かもしれません。
安心できないと寝れないですからね。
④急遽ママが外出するときに親に赤ちゃんの面倒を頼める。
③とも通じるのですが、里帰り出産だと急遽ママが外出しないといけない時でも安心して任せることができます。
私の場合は産後に貧血がひどかったので、退院後も一人で産院に通って注射をしてもらっていました。
その間、赤ちゃんを任せることができたので本当に助かりました。
日中に自分一人だったら、こういうことはできなかったので良かったです。
赤ちゃんを連れて出かけるのって本当に大変です。
ましてや首のすわっていない新生児だとなおさらです。
さっと一人で出れるのは精神的にも体力的にもとても大きいことです。
こういった外出だけでなく、気分転換のための外出もさせてもらえたので気持ち的にもリフレッシュできて良かったです。
夫と二人でベビーカーを見に行って帰りに食事をして帰るということもしました。
それまでずっと家の中で頑張っていたのでしんどかったですが、ちょっとして外出をすることで気持ちが晴れ晴れしたのでとてもありがたかったです。
おわりに

里帰り出産をした方がいい理由をあげましたがいかがでしたか?
周りからしんどいと聞いてはいたけど、本当にその通りで思った以上にしんどい日々でした。
赤ちゃんはかわいいんですけどね。
慣れないことに追われる日々は疲労も大きくなります。
少しでも軽減するために親の力を頼ってみるのはいかがでしょうか?
そうすることで心の余裕を持って赤ちゃんのお世話ができますし、ママの体にとっても良いと思います。
新しく始まる赤ちゃんとの生活を少しでも楽しめるようにしていきましょう。